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2017 - 11
電気通信工事施工管理技士が新設されました。
11月10日、「建設業法施行令の一部を改正する政令」が施行され、電気通信工事施工管理技士が新設されました。
電気通信工事業の専任技術者の要件としては、今までは「技術士法 電気電子・総合技術監理(電気電子)」「電気通信主任技術者+実務経験5年」「実務経験10年(指定学科卒業の場合3年又は5年)」でしたが、これに「電気通信工事施工管理技士」が追加されました。
今までは、「実務経験10年(指定学科卒業の場合3年又は5年)」で取得するパターンが多かったですが、これにより電気通信工事業の許可取得が少し容易になるかと思います。
また、「電気通信工事施工管理技士1級」では、特定建設業許可の専任技術者になれますので、特定建設業許可の取得も少し容易になるかと思います。
また、今回の「建設業法施行令の一部を改正する政令」では、「建築施工管理に係る2級の技術検定の学科試験の種別廃止」や「登録基幹技能者講習を修了した者の主任技術者等の要件への認定」の見直し等もされていますので、電気通信工事施工管理技士の受験資格等も含め、詳しくは国土交通省のホームページでご確認ください。